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ヤマハJOGトランスミッション修理 その2

2012.05.13

ケースに打ち込まれたベアリングを外すには写真のようなパイロットベアリングプーラーという特殊工具が必要です。場所によっては反対側から叩き出すこともできますが今回のように引き出すしか方法がない場合は必須です。ベアリングの穴に内掛けのツメを引っ掛け、プーラーのナットを締めこむことによってベアリングを引き抜きます。ベアリングを取り外した後はケース内を洗浄し、新しいベアリングを打ち込みます。ベアリングドライバーという工具で打ち込むのが望ましいですが、ベアリングのアウターレースに力を加えれる物ならラチェットのソケット等でもかまいません。むやみに力ずくで打ち込むと新品のベアリングがすぐにダメになってしまうので正確にまっすぐ打ち込み、底着きした時点で打ち込みをやめないといけません。底に着いていない時は「コン、コン」という打撃音ですが、底着きすると「キーン、キーン」というケース全体に響くような打撃音に変わります。音が重要です。ガスバーナー等でケースを温めて熱膨張を利用するとさらに打ち込みやすくなります。調子がよければ一撃でスコンときれいに入ります(^^)その後はガスケット類を新品交換し、元通り組み上げ、ギアオイルを入れて完成です。試乗してチェックをし、オーナーさんにお渡しします。

ヤマハJOGトランスミッション修理 その2

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